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FtsZリングの形成と収縮1

種名:E. coli

Department of Cell Biology, Duke University Medical Center 大澤正輝

チューブリンのホモログであるFtsZは、細菌の分裂を担う主要な分子である。FtsZはGTPにより短い一本鎖の原繊維に重合し、これがさらに細胞内の分裂面で、リング状構造を形成する。このリング構造はZリングと呼ばれる細菌の分裂装置であり、この構造の中にはFtsZだけでなく、種によって異なるさまざまな分裂関連分子が含まれている。この動画では、大腸菌の分裂をDICで(左)、また分裂時のFtsZの分布をYFPでラベルされたFtsZを低濃度で発現させることにより観察した(右)。 Zリングは収縮し、分裂完了後すぐに、あるいは完了直前(細胞#3)に娘細胞内に新しいZリングが形成される。この実験(富栄養培地、 30度)では細胞周期は40分程度であり、複数の細胞の経時観察から、分裂期間(この場合Zリングの収縮期間)は約15-20分であることがわかる。

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